医学 栄養

妊婦さんがマグロを食べてはいけない理由ってなんですか?

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妊婦さんの健康管理について、労働厚生省がガイドラインを発表しています。
妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについて(平成17年11月2日)

経緯

我が国の水銀を含有する魚介類等への対応としては、平成15年6月に、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会乳肉水産食品・毒性合同部会の意見を聴いて、サメ、メカジキ、キンメダイ、クジラ類の一部について、妊婦等を対象とした摂食に関する注意事項を公表しました(注2)(別添1参照)。
その後、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議において、メチル水銀に関する暫定的耐容週間摂取量について、発育途上の胎児を十分に保護するためメチル水銀の再評価が実施されたこと、我が国においても継続的に実施された魚介類等の水銀濃度に関する報告が取りまとめられたこと等から、今般、注意事項について見直しを行うこととしました(注3)。
なお、諸外国においても妊婦等を対象に一定の魚介類等について、摂食の注意事項を公表しています

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/040817-1.html

水銀が毒? お魚に含まれているの?

1950年台に熊本県水俣でメチル水銀による中毒をおこした事件は日本四大公害の一つです。

工場からの排水にメチル水銀が含まれていたため魚介類が生体濃縮をしながら汚染されました。

その魚介類を食べた住民の間で発生したのが有機水銀中毒、水俣病です。

水銀中毒の症状

  • 麻痺
  • 痙攣
  • 口内炎
  • 歯周病
  • 小児の多動性、注意障害
  • 自閉症
  • 疲労
  • うつ
  • イライラ
  • 手足のしびれ
  • 脱毛
  • 自己免疫疾患

体内への侵入経路

  • ワクチン
  • 大型魚(まぐろ・かつお・くじらなど)
  • 農薬
  • インクや塗料などの一部

侵入経路を遮断しながら、排出することがポイントです。デトックスしても侵入経路を遮断しなくては体内の有害金属は減りません。

重金属は体内に溜まりやすい

妊婦さんはまぐろを食べないようにと指導されるのは水銀を体内に溜め込み、胎盤から胎児に水銀の害が行かないようにというものです。

妊婦さんだけでなく、子供も大人も避けたほうがいいのは当然です。

水銀だけではなく、アルミニウム、カドミウム、鉛など他の有害重金属も日々体内に侵入してきます。

生活習慣や食べ物、飲み物の嗜好により体内にたまる重金属は違います。

マグロが大好き、

アルミのお鍋を長年使っているなど、日常的に有害重金属を体内に取り入れている可能性がある方は一度検査をしてみるのもいいでしょう。

最近では妊活前に体内の有害金属を調べて、デトックスする人が増えています。

有害金属をデトックスする前に

有害金属が体内に溜まっているのか?をまず検査し、溜まっているようなら排出することを始めましょう。その排出方法が効果的なのか?を再検査しながら行うことが重要です。

デトックスと名前がついたものが世の中にはあふれています。実際にデトックスされているか?を確認しながら生活に取り入れてください。

デトックスと名前がついているだけのものもたくさん見かけます。

医療機関ではキレーション点滴で解毒していきます。

日常生活で解毒・排出(デトックス)する5つの方法

  • 便秘を改善する
  • 適度にこまめな水分補給をする
  • ミネラルバランスを維持する
  • 運動や入浴で汗をかく
  • 余分の脂肪を落とす(痩せる)

まとめ

妊婦さんは特に胎児への影響を考えて、食べ物を選ぶことが必要です。胎児はお母さんから栄養をもらうので、お母さんが食べているものの質で影響が出るのです。

胎児や赤ちゃん、幼児は自分で食べるものを選べないため、お母さん、お父さんが選ぶしかありません。正しい情報を知っていることで、極端に怖がることもなく、バランスを取ることができます。

妊活前、妊活中は特に疲れやすくなったと思ったら体内にたまっている毒の排泄と侵入経路の遮断をしてみましょう。

マグロ好きの方へ

安心してください。

毎日、大量に食べないこと。

毎日、排泄、デトックスできるカラダがあれば大好きなマグロのお刺身やお寿司も食べて大丈夫です。知らずに怖がることはありません。

厚生労働省のパンフレットはこちらからダウンロードできます。↓

これからママになるあなたへ お魚についてしってほしいこと

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/100601-1.pdf

Keiko
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吉田 圭子

日本健康医学コンシェルジュ協会 会長:吉田 圭子

日本健康医学コンシェルジュ協会 会長 メディカルコンシェルジュとして、医療現場で予防医学を学ぶ。医師と連携し、食事療法などで末期がんで余命2ヶ月と診断された父を最後まで好きなものを食べ、寝たきりにならないようにし8年介護をした経験から、日本健康医学コンシェルジュ協会を設立し、健康サービス従事者と医師、医療機関の連携。 ウソやインチキ、だましの多い健康情報の中から、正しい情報を精査する知識と能力を身につけることができる場所を提供している。

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