ストレスで太るってホント?ストレス太りのメカニズム
ストレスで食べすぎてしまう。
ストレスで食欲が抑えられない。
そんな経験はありませんか?
ストレス太りについてのメカニズムを知って、太りやすい体質を卒業しましょう。
ストレスと肥満の関係
ストレスは、感情や衝動を抑制している大脳辺縁系の支配力を弱めるため、視床下部に影響を与え、不安を感じたり、普段は抑え込んでいる衝動(欲望にまかせた暴飲暴食や薬物乱用、お金の浪費など)に負けてしまうことがわかっています。
視床下部には食欲をコントロールする満腹中枢もあり、これがストレスによる食べても食べても満足できないという状況を作り出し、痩せたいのに食欲が抑えられないということにつながるのです。
ストレスホルモン「コルチゾール」
ストレスホルモンとも言われている「コルチゾール」も分泌されます。
コルチゾールが体内に溜まると、血糖値を維持するために、筋肉の合成を抑制し、分解してエネルギーにしようとします。
また脂肪の代謝も抑制し、エネルギーを蓄えようとするのです。
これはストレスという外敵からカラダを守ろうとする防衛のためのメカニズムのため、外側からコントロールすることは難しくなります。
そして、この防衛本能が働くと、甘いもの(糖質)や脂質を食べたくなるように反応します。
ストレスの多い生活をしていると太りやすい、痩せにくいは当たり前のことなのです。
ここに急激な食事制限や習慣にない運動を取り入れてしまうとますますストレスが増えてしまい、一時的に痩せたとしても太りやすい体質、痩せにくい体質を作ってしまいます。
太りやすい人の生活習慣
1パスタやラーメンなど麺類が好き
小麦には依存性があり、アヘンを摂取した時と似たような多幸感、快感が得られます。
禁断症状も引き起こす可能性があり、麺類を食べ続けることになるのです。
また麺類は噛むという行為を省略することから、食べ過ぎの原因になります。
2お腹が空いてなくても時間で食べる
朝ごはんは食べないと元気が出ない。12時だからお昼ご飯を食べる。などお腹が空いていなくても、食事をする習慣はありませんか?
規則正しく、決まった時間に食事をする必要はありません。
お腹が空いていないのに食べることで消化機能は疲れています。
3野菜やフルーツを食べない
コンビニ食やジャンクフード、肉ばかりで、生野菜、果物を食べない人はビタミン、ミネラル、食物繊維不足。消化、代謝機能が低下し、体内に毒素を溜め込みやすい体質ができています。
生野菜や果物はカラダに必要な酵素が含まれており、たくさん食べても太りません。
果糖が太りやすいため果物や糖質の多い野菜を食べない人が増えています。
果物や野菜には腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれていることを思い出してください。
太りやすい体質の改善方法
1市販のジュースや缶コーヒーをやめる
意識しないで高カロリーな飲み物を飲んでいる人が多くいます。スポーツ飲料も実は太る原因です。健康ドリンクだと思って飲んでいるものが、実はあなたを太りやすい体質にしているかもしれません。
2パンを主食にしない
市販のパンを主食から減らしましょう。コンビニやスーパーで売っているパンは基本的に毒だと思ってください。小麦の依存性、グルテンの弊害、マーガリンやショートニングのトランス脂肪酸、イーストフードを代表とする添加物のオンパレード。カビの生えない、腐らないパンを食べ続けるのをやめましょう。
3テレビを見ながらの食事はしない
食べることに集中し、一口一口よく噛む習慣が太りにくい体質を作ります。味わって食べることで脳が満足して食べ過ぎを防ぐのです。早食いでも最初は構いませんので、食事を楽しむことに集中しましょう。美味しいものを美味しくいただく。ただそれだけです。
ストレス太りメカニズムまとめ
ストレス太りはカラダの防衛本能なのです。
ストレスを食べることで発散し、プラスでエネルギーを貯蓄しているのです。
日頃からストレスと上手く付き合う方法を見つけておくこと。太りやすい生活習慣を見直すことで、ストレス太りを回避しましょう。
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