糖質制限で疲れにくくなり、集中力がアップする理由
糖質制限が流行っています。糖質制限で疲れにくくなった。集中力がアップしたという人が多くいます。
なぜ糖質制限をするとそのような効果がでるのか知っていますか?
糖質を制限することで、糖質をエネルギーに変えるための必要なビタミンB群を消費しないで済むからです。
糖質制限で、疲れにくくなったというよりも、ビタミンB群が不足しなくなったために疲れにくくなったというのが理由です。
ビタミンB群が不足すると出る症状
糖質を摂取することでビタミンB群が不足し、下記の症状がでます。
ビタミン不足がこんな症状になるんだと知っておくだけでも毎日の生活が変わってくるはず。
ビタミンB1不足で起こる症状一覧
- 疲労
- 肩こり
- 筋肉痛
- 脚気
- 食欲不振
- 記憶力減退
- 集中力低下
- 神経炎
- 光や音に敏感になる
ビタミンB2不足で起こる症状一覧
- 肝臓機能低下
- 脂質の過酸化
- 疲れ眼
- 眼の充血
- 口角炎
- 口内炎
- 皮膚・粘膜の炎症
ナイアシン(ビタミンB3)不足で起こる症状一覧
- うつ
- 幻覚症状
- イライラ
- 不安
- 精神障害
- 口内炎
- 皮膚炎
- 舌炎
- 胃腸障害
- 下痢
パントテン酸(ビタミンB5)不足で起こる症状一覧
- うつ
- 性腺機能低下
- めまい
- 動悸
- 頭痛
- 手足のまひ
- けいれん
- 皮膚の異常
ビタミンB6不足で起こる症状一覧
- インスリンの分泌低下
- アミノ酸吸収低下
- かゆみ
- 浮腫性湿疹
- 皮膚炎
- 貧血
- 虫歯
- 下痢
- 食欲不振
ビタミンB12+葉酸不足で起こる症状一覧
- 神経系の障害
- 記憶減退
- 集中力低下
- 食欲不振
- 便秘
- 下痢
- 異常興奮
- 悪性貧血
- 胎児・乳幼児の成長不良
- 学習能力の低下
ビオチン不足で起こる症状一覧
- 脱毛
- 白髪
- うつ
- 無気力
- 食欲不振
- 吐き気
- 嘔吐
- 皮膚炎
- 肌のむくみ
- 筋肉痛
糖質の過剰摂取がビタミンB群不足をまねく
糖質を過剰摂取すると、疲れが出やすくなるだけでなくいろいろな不調が現れてくる理由はビタミンB群の不足が原因です。
疲れているときほど、糖質制限すると早く疲れが取れるようになります。
糖質を食べる時はビタミンB群を豊富に含む食品を一緒に食べることで疲れにくくなります。
疲れているときに甘いものを食べると元気が出るのは一時的なものです。
慢性的に疲れが取れない。
だるいなどが続いている時は糖質を減らしてみましょう。
特に甘いスイーツやアイスクリームなどを我慢してみましょう。数日で疲労が抜けていく感覚があるはず。
しかし極度の糖質依存症の場合は我慢することでイライラしたり、フラフラしたりということもあるため少しずつ減らしましょう。
ファスティング(断食)なども注意が必要です。
まとめ
疲労回復で有名になったニンニク注射の成分はビタミンB群です。
ニンニクから作られているわけではありません。
糖質を食べたときにはビタミンB群を補給するようにしましょう。しかし、安易にサプリメントで補給をするのは危険です。
必ず専門医や体全体を任せているかかりつけ医に相談してください。
糖質を異常に食べたくなるのは副腎疲労の可能性があります。副腎疲労に関しては下記の記事を参考にしてください。
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