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メンタル

だるいが続く自律神経失調症の6つの原因と対処法

メンタル, 医学

なんだかだるいのが続く
やる気が出ない時
集中力が出ない時ってありますよね。

病気ではないけど、絶好調の健康でもない状態。
不定愁訴とか未病などといわれています。

メンタル的な病気とされることもあります。

今回はなんかだるくてやる気が出ない時の原因と対処法をまとめました。

不定愁訴と未病の違い

不定愁訴と未病は似たような感じで使われていますが、若干意味合いがちがいます。

【不定愁訴】ふていしゅうそ
頭重・いらいら・疲労感・不眠など漠然とした不快感を伴う自覚症状を訴えるが、それとからだの異常との関連がはっきりしないもの。

【未病】みびょう
病気ではないが、健康でもない状態。自覚症状はないが、検査結果に異常がある場合と、自覚症状はあるが、検査結果に異常がない場合に大別される。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)肥満など。

三省堂 大辞林 より

原因がわからないカラダの不調

  • 疲れやすい
  • 寝ても疲れが取れない
  • フラフラする
  • 全身倦怠感
  • めまい
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 下痢
  • 食欲がない
  • 寝つきが悪い
  • 震え
  • 眼精疲労

病院で検査しても原因不明の不定愁訴。

症状があるのにはっきりした原因がわからずに
「自律神経のバランスが崩れている。」
「自律神経失調症ですね。」
「過労、疲労かもしれないのでゆっくり休んでください。」
「加齢、老化だから、しかたないですね。」
と言われたことがある人も多いのではないでしょうか?

自律神経ってどういう神経?

  • 呼吸をする。
  • 食べた物を消化する。
  • 心臓を動かして血流を全身にまわす。

など、自律神経は内臓や血管のはたらきをコントロールする神経です。

血圧、心拍数を上げたりする交感神経と、その反対のはたらきをする副交感神経があり、24時休まず働いています。

交感神経は昼間に活発に働き、副交感神経は安静時、寝ている間に活発になります。

自律神経失調症とはこの2つの神経のバランスが崩れてしまい、さまざまな症状としてあらわれます。

自律神経のバランスが崩れる6つの原因

  1. ビタミン、ミネラル不足の食事
  2. ストレスの多い生活
  3. 糖質の摂り過ぎ
  4. カフェインの摂り過ぎ
  5. 運動不足
  6. 睡眠時間不足、睡眠の質が悪い

1.ビタミン、ミネラル不足の食事

便利で簡単、美味しい加工食品が増えています。毎日、コンビニや外食だとどうしてもビタミン、ミネラル不足になります。

ビタミンやミネラル不足になると、不調が続くことが知られてきました。新型栄養失調とも呼ばれています。

毎日の生活に季節のフルーツをプラスしてください。ビタミン、ミネラルの補給になり、食物繊維も摂取できます。

2.ストレスの多い生活

ストレスで、自律神経の切り替えがうまくいかなくなり、神経系の体調不良を引き起こします。

ストレスをなくす生活は難しいですし、ストレスがないのもおかしな話。ストレスに強いカラダ作り、体質作りをすることがストレス社会で生きていくためのスキルとして必要です。ストレスと上手く付き合っていくための方法を見つけることがポイントです。

ストレスがたまっているなと感じたら、ストレス発散できるように準備をしておきましょう。

3.糖質|砂糖の摂り過ぎ

糖質を多く摂取していると、疲労回復、代謝機能に影響がでます。

疲れやすい、カラダが重い、やる気が出ないなどの症状がある場合、糖質制限することで症状が軽くなります。

完全に糖質を排除する必要はありません。

砂糖、精製された小麦粉、白米を減らすことから始めるといいでしょう。

4.カフェインの摂り過ぎ

カフェインの摂りすぎによる自律神経の乱れが増えているようです。

カフェインと聞くとコーヒーを思い浮かべる人が多いですが、日本茶や紅茶などにもカフェインは多く含まれています。

またエナジードリンクや栄養ドリンクにもカフェインと糖質の2つが多く含まれているので気を付けましょう。

5.運動不足

日中に軽い運動をすることで、自律神経の切り替えがうまくいきます。
運動することで睡眠の質をあげること、生活のリズムを整えることができるようになります。

長年運動する習慣のない方は20分程度のウォーキングからスタートしてください。

6.睡眠時間不足、睡眠の質が悪い

寝ている間にカラダのメンテナンスをしていると考えてください。

短時間睡眠でも大丈夫な方もいるかもしれません。しかし、体のメンテナンス時間が少ないことで少しづつ不調が出てくる可能性は否定できません。外からの刺激を最低限することで脳の疲労も回復します。

睡眠時間が短い、睡眠の質が悪い、眠った気がしないなどは、寝ている間に十分なカラダのメンテナンスができていません。無理やり、メンテナンスの不十分なカラダを動かしていくとだんだんとトラブルがおきてくるようになるのは当然です。

しっかり休むことは、しっかりメンテナンスすることです。

まとめ

思い当たることはありましたか?生活習慣に原因が隠れている場合が多くあるのです。思い当たることがあれば、少しずつでも改善してみてください。

6つの原因を見直しても、なかなか体調がよくならない場合は、他に原因が隠されている場合があります。病院に行っても、人間ドッグや健康診断などではみつからないカラダの不調の原因もあります。しかし体調不良には必ず原因があります。

あなたの体調不良の原因を突き止めて、ケアするコンシェルジュドクターと健康医学コンシェルジュをご紹介します。

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