メンタル 医学

【心理学からみた人間関係構築術】人間関係の悩みを解決するヒント

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誰もが人間関係で悩んだことがあるのではないでしょうか?人間関係の悩みはストレスを増大し、健康に大きな影響を与えます。

そんな人間関係の悩みを解決するために心理学を利用してみましょう。心理学は日常のあらゆるところで活用されています。ちょっと知っているだけでも今日から使えるものがたくさんあります。

性格や持って生まれた素質だけでなく、人間関係を上手に構築するためには10個のスキルが必要と定義されています。このスキルを高めることで社会生活が快適になり、コミニュケーション力が上がるのです。

心理学からみた人間関係を改善させる手法としてソーシャススキルズトレーニング(社会生活技能訓練)方法をご紹介します。

ソーシャルスキルとは?

ソーシャルスキル(社会技能)とは社会の中で人間関係をうまく進めていきともに生活していくために必要な能力のことです。

WHO(世界保健機関)のソーシャルスキルの定義

ソーシャルスキルを日常生活の中で出会う様々な問題や課題に自分で創造的で、しかも効果ある対処できる能力と定義しています。

その能力として10個の能力に分類されています。

  1. 意思決定
  2. 問題解決能力
  3. 創造力豊かな思考
  4. クリティカル(批判的)に考えていく力
  5. 効果的なコミュニケーション
  6. 対人関係スキル (自己開示、質問する能力、聴くこと)
  7. 自己意識
  8. 共感性
  9. 情動への対処
  10. ストレスへの対処

スキルが未熟だと起こるトラブル

例えば相手の気持ちを読み取ることができたり、必要に応じて自分の感情を抑制することができたりするのも性格というより経験を積み学習によって身につくものであり結果として自動的にできるようになると捉えています。

子供の頃からの経験や学習が、大人になってからも大きく人間関係を構築するためのスキルとなっています。

一般的にソーシャルスキルの高い人は大抵は周囲から好かれます。

最近ではちょっとしたことでキレる人をよく見にするようになりました。

例えば「電車の中ではヘッドフォンの音量は控えめにする」などの誰にでもわかるはずのマナーを注意され激怒し、襲いかかってくることさえあります。

このような人はソーシャルスキルが未熟だと考えればスキルを学び克服する道もあるのではないかというのが心理学からみた見解です。

人間関係というのは本来ややこしいものです。しかしソーシャルスキルを向上させることで、人付き合いの問題解決の糸口が見えてくることがあります。

心理学をうまく使っているツンデレ

ツンデレは心理学でいう「ゲインロス効果」を利用したものです。

相手から否定された後で好意的な言動を受ける場合ずっと肯定され続けるより相手に対して好意を持つようになります。否定の後で肯定されることがその人にとって衝撃となるのでより印象付けられるのです。

少々作為的なものとして使われるのをいわゆるツンデレです。女王様のようにツンツンとしていた態度とっていたのに後からデレデレと甘えることにより男性がより女性を好きになるのはこのゲインロス効果によるものです。

心理学から人間関係の悩みを解決するために

心理学を学ぶことで、人間関係の悩みを解決するヒントがあります。理由(原因)がわかることでトレーニングして改善していけるのです。

相手が何を考えているのか?自分が瞬間的にとる行動の原因はなんなのか?

相手に自分の気持ちを伝えるためにはどうしたらいいのか?

ソーシャルスキルを高めるにはトレーニングが必要です。

ソーシャルスキルズトレーニングとは?

ソーシャルスキルズトレーニング(Social Skills Training、SST)社会生活技能訓練とはカルフォルニア大学医学部精神科教授ロバート・ポール・リバーマンが考案した心理社会的療法です。困難を抱える状況をコミニュケーション技術の側面から捉えてソーシャルスキルを向上させることで困難な状況を克服するトレーニングです。

自信を喪失し、社会生活や社会適応が困難状態から、社会生活を送るためのスキルを向上させることが目的として考えられました。

認知行動療法の一つです。

基本訓練モデル

  1. 練習課題と練習場面の設定
  2. 予行演習のロールプレイング
  3. 良い点と改善点を挙げる(正のフィードバック)
  4. 改善点に基づくロールプレイング(モデリングとリハーサル)
  5. さらに良い点を挙げ宿題設定

ソーシャルスキル向上すると解決できること

  1. その場の雰囲気が分かる。
  2. 自分の発した言動を相手がどのように受け取るか想像出来る。
  3. 自分の考えを、上手に相手に伝える事が出来る。

その場の空気を読むことができ、相手のことを考えて、しかも自分の考えを相手に伝えることができるようになる。

自分の考えをうまく伝えるトレーニング方法

自分の意見や考えをうまく伝えられないことが悩みの場合は、自己主張のトレーニング方法があります。

アサーショントレーニング

アサーショントレーニング(訓練)アサーションとは自己主張のこと。

アサーション訓練は別名自己主張訓練と呼ばれ、引っ込み思案な人や他人に対して攻撃的な人など、何らかの対人問題を抱える人に有効なトレーニング方法です。

行動療法として神経症不安障害の患者に行われていましたが、現在では会社組織でも幅広く行われています。はっきりと自分の意見が伝わるような表現法や相手からの反応をきちんと受け止める態度をグループレッスンを通じて学ぶ手法として広がっています。

受身的なコミュニケーション

言いたいことが言えずに、自分の意思や権利を自分自身で守れない。

攻撃的なコミュニケーション

相手の権利を尊重せず、自分の権利ばかりを主張する。

アサーティブなコミュニケーション

相手の自己主張する権利を認めたうえで、自分自身の意思や権利を主張するコミュニケーション。

まとめ

10個のソーシャルスキルの中で、自分の得意なソーシャルスキル、苦手なソーシャルスキルを認識するだけでも人間関係の悩みが楽になることがあります。あなたの苦手なソーシャルスキルはなんでしたか?

私は質問力と相続力を高めるために、効果的なトレーニング方法を探していきます。また記事にしていきますのでお楽しみに。

心理学から読み解く人間の心とカラダの関係はとてもおもしろく、今までよくわからなかった事柄が納得できたりします。相手の自己主張する権利を認めたうえで、自分自身の意思や権利を主張するコミュニケーションを身に付けることができたら、最高。

心理学を日常に取り入れて、ストレスの大きな原因の人間関係の悩みを解決するプログラムを医療機関と会員の方々と作っていきます。

 

Keiko
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吉田 圭子

日本健康医学コンシェルジュ協会 会長:吉田 圭子

日本健康医学コンシェルジュ協会 会長 メディカルコンシェルジュとして、医療現場で予防医学を学ぶ。医師と連携し、食事療法などで末期がんで余命2ヶ月と診断された父を最後まで好きなものを食べ、寝たきりにならないようにし8年介護をした経験から、日本健康医学コンシェルジュ協会を設立し、健康サービス従事者と医師、医療機関の連携。 ウソやインチキ、だましの多い健康情報の中から、正しい情報を精査する知識と能力を身につけることができる場所を提供している。

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